関東製作所4つのメイン事業『金型製作』『部品加工・調達』『プラスチック成形』『省人化装置製作』

弊社の金型製作部門では、自動車の内外装、機能部品から医療機器、住設など、さまざまな分野の金型製作の実績がございます。

6軸、5軸のマシニングセンターを多数所有し、金型製作に必須の放電加工機や溶接機等も取り揃えております。特に大型金型の製作を得意としており、テーブルサイズ3,500を誇るダイスポからガンドリル、面削機に至るまでを一式保有することで、大型金型であっても工場内一貫製作による短納期対応が実現できています。 

マシニングセンターをはじめとした弊社の設備一覧は以下より
> 株式会社関東製作所グループの設備一覧

また弊社は国内に9拠点、インドネシアに2拠点展開しており、すべての拠点で金型対応が可能です。国内では射出成形金型、ブロー成形金型部門を展開し、インドネシアにおいては射出、ブローに加え、大手家電メーカー様の冷蔵庫製品用の真空成形金型の実績も多数ございます。

お客様にコストダウン、納期短縮というメリットを提供できるよう、加工の工数削減には徹底します。例えば、鏡面仕上げが必要な金型も、人の手で行う「磨き作業」の工程を極力減らせるよう、機械加工で担える範囲を徹底的に広げることに注力しております。

CAM担当者全員が、どんな形状であっても同じレベルのベストプログラムを作ることができる。

弊社では切削ノウハウをしっかりと標準化し、かつ異なる形状に柔軟に対応出来るよう日々取り組んでおります。5軸、6軸加工機をはじめとした『加工設備環境』とそれを操る『NCプログラム作成力』。この両者を追求してきたことで、実現性の難しい製品や難易度の高い金型加工などにも対応できると自負しております。

弊社グループでは、保有設備量と加工技術の豊富さを活かし、お客様のあらゆるニーズに最適な部品加工・調達を実現できます。

調達担当者様が、多くの工程のワークの取り回しや、複数の加工業者のやり取りを実施されていませんでしょうか？
弊社は、お客様に代わって加工業者とのやり取りや工程管理を一括で対応出来るシステムを構築しており、お客様側での工数を大幅に削減することが可能です。

さらに、海外を含めた幅広い加工ネットワークも持っているため、難削材や難形状、特殊な表面処理など、どこに頼んだらよいかわからないような加工案件もこなします。ぜひ弊社にご相談ください。

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10μｍレベルの高精度加工（切削・研削）にも対応します。また1個からの小ロット製作も可能ですので、試作品としてのご依頼も承っております。

さらに、万全の品質保証・品質管理体制を確立するべく、ISO9001を取得し運用しております。最新の三次元測定機や形状測定器、工具顕微鏡、表面粗さ測定器などを活用し、品質保証にもぬかりはありません。なお、ご希望いただければ、各検査データをお客様のご要望に合わせて納品時に添付いたします。(有料の場合がありますので、ご相談ください。)

短納期でのご依頼につきましては、加工内容、設備の稼動状態によって異なりますが、最短１日、平均して1週間程度で対応いたしております。

弊社では180tの小型サイズから1,800tの超大型サイズまで、計8機の射出成形機を保有しております。
その中でも2021年新設の福岡工場には、1,800ton、850ton、450tonの成形機を配備しており、すべて特注でデーライトを延長させ、一般機より大きいサイズの金型も乗せることができます。また耐摩耗スクリュー仕様のため、ガラス入りのエンプラが成形可能です。そのためインテークマニホールドなどエンジン周りの部品も十分対応できます。

幅広い製品サイズに対応できるので、製品サイズや量産数、希望コストなどお客様のニーズに最適な製品提案が可能となっております。

1,800ton成形機に関しての詳しい紹介
>デーライト延長200mm！特注の電動式1,800ton射出成形機で、深くて重い製品も成形可能！

射出成形のメイン工場である浜松工場と福岡工場には、成形機の隣に金型製造・メンテナンス現場を配置しています。そのため『金型調整→成形トライ』のサイクルを柔軟に回せます。この設備環境における大きなメリットは、『小ロット生産』が展開しやすい点です。

また『金型を使用しない試作品の工法』にも精通しております。
金型は開発メーカー様にとっては大きな投資です。1個から数十個程度の小ロットには、3Dプリンター・真空注型・切削加工など、イニシャルコストを抑えた工法もあります。個々のお客様に最適な試作・小ロット工法の提案をいたします。

試作・小ロット生産に関しての関東製作所の取組み
> 小ロット生産に最適化された射出成形環境を構築。金型を使用しない試作品の工法にも精通しています。

代表的な専用機としては、ウォッシャータンクのような複数部品をアッセンブリする必要がある場合に、専用の『熱溶着機』や『超音波溶着機』の製作を行います。また、溶着不良による漏れがない事を保証するための『リーク試験機』や『検圧機』の製作も行います。
弊社は、金型製作・成形部署が社内にあるため、3Dデータや試作品を即座に共有できます。弊社内で同じデータを扱うことでお客様側に不要な手間をかけさせず、また寸法や仕様の間違い等を削減できるメリットがあります。

また『外観検査装置』の製作にも力を入れております。
一般的に外観検査は目視による検査が主流ですが、外観検査装置には高画質な画像センサーや高度な画像処理装置が搭載されています。そのため肉眼では見えないほどの細かい不良でも判別ができるのです。
すなわちプラスチック製品開発において、高い『品質保証』まで提供できるのが弊社の強みです。