シルバーストリーク |射出成形ラボ|

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シルバーストリーク

シルバーストリーク(silver streak:銀条)とは、成形品表面に筋が流れ方向に発生した状態です。銀状の筋であることからシルバーストリークと呼ばれています。一般的には内装、外装部品においては、外観不良となる場合が多いです。

主な原因

シルバーストリークは、成形材料の中に含まれている空気や揮発ガスまた水分が、成形品の表面に現れてしまうことが原因です。
プラスチック内の空気・溶融時の分解ガス・水分、供給口やキャビティ内の空気を巻き込んで発生します。

主な対策

成形条件の変更による対策としては、下記が挙げられます。
・成形材の予備乾燥条件を確認し、適正な感想を行う。(一般的にこのことが最も重要な対策となります。)
・射出速度を遅くし、線断熱の発生を抑える。
・シリンダー温度を下げる。(焼けている場合がある)
・スクリューシリンダーの回転数を下げる。(空気のかみ込みを避ける)
スクリュー内の停滞時間を短くする。(チョコ停した場合は必ずパージを行うこと)

金型での対策としては、下記が挙げられます。
・ゲートのサイズUP。
・コールドスラグの追加、延長。
・糸引きスプルではないか確認し交換する。
・ガス抜きを強化する。
・発生場所の手前にリブ、ボス等があれば、根元に微小なRを付けてみる。
・スプルからゲートまでの途中で狭くなっているところが無いか確認する。
・狭いところがあれば拡げる。

成形品の設計段階での対策としては、下記が挙げられます。
・板厚をなるべく均一にする。