キャビトラレ |射出成形ラボ|

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キャビトラレ

樹脂が射出されて固化した後、型が開いたとき、成形された製品は可動側に残ります。 そのとき、固定側に製品が取られてしまう(くっついてしまう)ことを「キャビトラレ」といいます。キャビトラレは、製品形状の変形や金型の破損の原因になります。

主な原因

・固定側への形状掘り込み量が、可動側と同等かもしくは多い場合に発生しやすい。
・また固定側の冷却効率が良い場合にも発生する。
・固定側の磨きを良くしすぎて、真空状態となっている場合。
・加工不具合、アンダーに加工がなっている場合。
・射出圧の掛けすぎによる場合。製品の表面品位を優先した射出条件にする場合。
などの原因が挙げられます。

主な対策

・可動側の見えないところにアンダーの処理を行い、可動側の抵抗を増やす。
・固定型と可動型の温度差の確認と冷却回路の詰まりが無いか確認。固定側と可動側を2台の温調器を使い温度を調整する。
・固定側に磨きの番手を落とす。抜き方向で磨き直しを行う。
・固定がわの形状を正常な形状に修正を行う。
・データーで抜き角を確認、通常3°で抜けているABS等でも透明品のPCであれば7°以上確保していないと抜けてこない
などの対策が挙げられます。